柔軟性のある構造で安定した通電と
熱伝導を実現、多様な接続に対応し、
各種設備の高機能化に貢献
可とう導体技術
可とう導体技術

可とう導体技術とは?

電気設備や輸送機器の接続では安定性と信頼性が重要です。当社の技術は、安定した通電と熱伝導を実現。多様な接合方法を用いることで、お客様のニーズに応じた製品設計が可能で、航空機や電気自動車にも適用され、高い信頼性を確立しています。
対象製品:可とう端子、コーペル​

技術の概要

当社の技術は、機器間の多様な接続部において振動吸収や位置調整を容易にし、安定した通電性能と熱伝導性を実現します。平編組線の両端を大型プレスで端子成形した「可とう端子」は優れた柔軟性を備えます。薄い銅条を積層して両端に端子を接合した「コーペル(シャント)」は、高い導電性と優れた耐久性を兼ね備え、いずれの製品も幅広い用途で採用されています。当社のコーペルは銅材料を用いて製造しており、電子ビーム溶接、アルゴン溶接、リベット固定、はんだ付けなど、要求特性に合わせて多様な接合技術を使い分けています。特に大型製品では、溶接で作るものが一般的です。

コーペルの溶接では10mm以上の深い溶け込みが必要となる場合が多く、大きな熱量を局部的に加えることのできる電子ビーム溶接が有効です。真空中で溶接するため酸化や変色が起こりにくく、品質を安定して確保できます。銅の溶接は熱量が大きく酸化や変色が課題となりますが、電子ビーム溶接の採用により、その課題を抑えた製品提供が可能になりました。当社ではこの技術を30年以上前に導入しており、現在も多くのお客様へ安定した品質で供給しています。

社会とのつながりと技術の必要性

電気設備や輸送機器における接続箇所は、形状や用途がさまざまであるため、安定した接続と信頼性の確保が重要な課題となっています。こうした課題を解決するために、当社の可とう導体技術は、安定した通電性能や熱伝導を実現し、接続箇所の信頼性を向上させています。この技術は発電所から配電設備、ビルや工場、航空機や鉄道車両など、幅広い分野で使用され、電気だけでなく熱を伝導する機能も備えています。最近では、航空機や電気自動車など新しい分野への適用が増加しています。また、多様な接合方法を用いることで、お客様のニーズに合わせた製品形状にも柔軟に対応しています。

技術の強み

  • 平編線や銅条など、さまざまな素材とサイズから最適なものを選定し、顧客の要求に応じた設計・製造を実現
  • 圧縮と多様な接合方法(電子ビーム溶接、アルゴン溶接、リベット固定、ハンダ付けなど)を駆使し、必要な機能や性能を実現

導入実績・事例紹介

  • 変電・配電等の電力設備の受電盤、配電盤内の接続
  • 鉄道車両、航空機、自動車等の輸送機器内
  • 溶接機、熱処理装置、加熱炉
  • メガソーラ設備 PCS、集電箱、分電箱
  • 蓄電池セル間接続
  • バスダクト、バスバー接続間
  • 冷却伝熱・放熱等の熱伝導経路(thermal path, thermal strap)

今日より豊かな明日を実現する

9 つの自社技術

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