放熱シート

特長

  • シロキサンフリー
    接点不良や光学レンズ曇化などの障害の原因とされる低分子シロキサンの発生がありません。

シロキサン検出量

シロキサン検出量
  • (注) 測定値は、当社法にて測定
  • 環境対応
    全てのTMシートはROHS、REACH、北米TSCAなどの環境規制に適合しており、ハロゲン、鉛、フロン類などの有害物質を含有していません。
  • 低VOC(揮発性有機ガス)
    ガスの発生しにくい材料と製法を採用しており、ガス発生量は一般的な熱伝導シートに比べて少量です。
    コネクタや配線の腐食、光学部材の曇化のリスクを軽減します。

VOC発生量

VOC発生量
  • 低オイルブリード
    オイルブリードの発生量が、一般的なシリコーン品よりも少量です。
  • ハンドリングが容易
    本体に薄膜PETフィルムを貼った二層構造のため、伸びや破れに強く、ハンドリング性に優れています(VHT、VST、EE-RT)。
ハンドリングが容易
ハンドリングが容易
  • PETフィルムは剥がさずそのまま使用します。
  • PETフィルムには製造工程で皺が付きますが、圧縮で平滑化するため、熱抵抗への影響はほとんどありません。

用途

  • 産業用
    高機能プリンター、半導体製造装置、光学機器、通信機器、測定機器、液晶ディスプレイ、LED照明、サーバー、ストレージ など
  • 車載用
    カーナビゲーションシステム、各種制御機器、ハイブリッド・EV電源、カメラ など
  • デジタル機器用
    PC、デジカメ、HDD、TV、TVゲーム など

ラインナップ

  • 標準タイプ
    EE-RT
  • 高熱伝導タイプ
    VHT
  • 柔軟タイプ
    VST
  • その他

標準タイプ EE-RT

標準タイプ EE-RT

アクリル製の本体とPETフィルムの二層構造で、硬質で熱伝導性が高く、ハンドリング性に優れています。
厚みはノンシリコーンでは最も薄い0.3mmで、熱抵抗の面で有利です。

特性

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  厚さ※1(mm) 熱伝
導率
(W/m・K)
硬度※2
15秒値(Asker C)
体積抵抗率
(Ω・cm)
破壊電圧
(kV/mm)
難燃性 耐熱温度※3
(℃)
比重
Min Max
EE-RT 0.3 8.0 3.0 50 1×1010 10 V-0 -40~120 2.6
測定基準 JIS B 7503 JIS R 2616 JIS K 7312 JIS K 6911 JIS K 6911 UL 94 (file No. E210580) 当社基準 JIS Z 8807
  • ※1 厚さはMIN~MAXの間で0.5 mm刻みです。
  • ※2 アスカーC硬度はJISの規定により接触から15秒後の数値を読み取っています(15秒値)。接触時の数値(瞬間値)が必要な場合は、お問い合わせください。
  • ※3 耐熱温度は硬度などの変化から判定しており、使用条件によって異なります。
  • (注) 数値は測定値であり、保証値ではありません。

サイズバリエーション

サイズバリエーション

高熱伝導タイプ VHT

高熱伝導タイプ VHT

熱可塑性エラストマー製の本体とPETフィルムの二層構造で、ノンシリコーンでは最も熱伝導性が高いタイプです。

特性

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  厚さ※1(mm) 熱伝
導率
(W/m・K)
硬度※2
15秒値(Asker C)
体積抵抗率
(Ω・cm)
破壊電圧
(kV/mm)
難燃性 耐熱温度※3
(℃)
比重
Min Max
VHT 0.5 4.0 4.5 45 1×1012 6.5 V-0 -40~120 2.5
  • ※1 厚さはMIN~MAXの間で0.5 mm刻みです。
  • ※2 アスカーC硬度はJISの規定により接触から15秒後の数値を読み取っています(15秒値)。接触時の数値(瞬間値)が必要な場合は、お問い合わせください。
  • ※3 耐熱温度は硬度などの変化から判定しており、使用条件によって異なります。
  • (注) 数値は測定値であり、保証値ではありません。

柔軟タイプ VST

柔軟タイプ VST

熱可塑性エラストマー製の本体とPETフィルムの二層構造で、柔軟性に優れています。
基板や部品への圧縮負荷緩和、発熱体と放熱体間の隙間公差の吸収、凹凸面に装着した際の段差追従、密着による熱抵抗低減が見込まれます。

特性

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  厚さ※1(mm) 熱伝
導率
(W/m・K)
硬度※2
15秒値(Asker C)
体積抵抗率
(Ω・cm)
破壊電圧
(kV/mm)
難燃性 耐熱温度※3
(℃)
比重
Min Max
VST 1.0 2.6 18 1×1013 2.4 V-0 -40~120 2.2
  • ※1 厚さはMIN~MAXの間で0.5 mm刻みです。
  • ※2 アスカーC硬度はJISの規定により接触から15秒後の数値を読み取っています(15秒値)。接触時の数値(瞬間値)が必要な場合は、お問い合わせください。
  • ※3 耐熱温度は硬度などの変化から判定しており、使用条件によって異なります。
  • (注) 数値は測定値であり、保証値ではありません。

その他

EE-RS
EE-RS
V30
V30
HF-N
HF-N

柔軟で厚みのある「EE-RS」「V30」や、硬質タイプの「HF-N」なども取り揃えています。

特性

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  材質/特長 厚さ※1(mm) 熱伝
導率
(W/m・K)
硬度※2
15秒値(Asker C)
難燃性 粘着面※3
Min Max
EE-RS アクリルゴム/柔軟 1.0 6.0 1.6 20 V-0 表面:非粘着(タルク)
裏面:粘着
(注)両面粘着タイプも有り
V30 熱可塑性エラストマー/柔軟・弾性 1.0 8.0 1.7 25 V-0 表面:非粘着(タルク)
裏面:粘着
HF-N ポリオレフィン/硬質フィルムタイプ 0.3 2.0 80 V-0 表面/裏面とも非粘着
(注)片面粘着タイプも有り
  • ※1 厚さはMIN~MAXの間で0.5 mm刻みです。
  • ※2 アスカーC硬度はJISの規定により接触から15秒後の数値を読み取っています(15秒値)。接触時の数値(瞬間値)が必要な場合は、お問い合わせください。
  • ※3 TMシートの粘着面は、粘着材を使用せずゴム自体の粘着力を利用しており、いわば微粘着です。(HF-N は粘着性のないフィルムタイプにて基本的に非粘着、オプションで片面に粘着材を塗布可能です。)
  • (注) 数値は測定値であり、保証値ではありません。

主な製品の特性

熱抵抗値

条件

シート厚 1.0mm(0.8mmまで圧縮して測定)
  2.0mm(1.5mmまで圧縮して測定)

結果

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シート厚 EE-RT VHT VST
Δt ℃/W Δt ℃/W Δt ℃/W
1.0mm 1 5.35 0.446 4.15 0.346 5.85 0.488
2 5.3 0.442 4.1 0.342 5.9 0.492
Ave 5.325 0.444 4.125 0.344 5.875 0.490
2.0mm 1 8.3 0.692 6.5 0.542 9.5 0.792
2 8.4 0.700 6.6 0.550 9.55 0.796
Ave 8.35 0.696 6.55 0.546 9.525 0.794
  • (注) 実測値であり、保証値ではありません。

圧縮復元特性

条件

形状 6.0t×40×40mm
圧縮率 30%
圧縮時間 10分 (10分間圧縮した状態で静置)
開放放置 10分(開放し10分後測定する)

結果

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EE-RT VHT VST
初期厚
(mm)
開放後
(mm)
復元率
(%)
初期厚
(mm)
開放後
(mm)
復元率
(%)
初期厚
(mm)
開放後
(mm)
復元率
(%)
1 6.11 4.65 20.35 6.09 4.71 24.47 6.10 4.94 36.61
2 6.10 4.60 18.03 6.09 4.59 17.90 6.10 5.11 45.90
Ave 6.1 4.6 19.2 6.1 4.7 21.2 6.1 5.0 41.3
  • (注) 実測値であり、保証値ではありません。

圧縮応力

条件

形状 2.0t×20×20mm
圧縮率 10%,20%,30%
圧縮速度 5mm/min

結果

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EE-RT VHT VST
N/4cm2 N/cm2 N/4cm2 N/cm2 N/4cm2 N/cm2
10% 1 29.37 7.34 28.31 7.08 15.26 3.82
2 29.33 7.33 29.15 7.29 14.65 3.66
3 24.54 6.14 27.64 6.91 15.35 3.84
Ave 27.75 6.94 28.37 7.09 15.09 3.77
20% 1 103.67 25.92 122.50 30.63 38.45 9.61
2 109.54 27.39 130.10 32.53 39.65 9.91
3 106.48 26.62 125.01 31.25 40.36 10.09
Ave 106.56 26.64 125.87 31.47 39.49 9.87
30% 1 195.12 48.78 300.00 75.00 78.89 19.72
2 198.25 49.56 309.10 77.28 79.15 19.79
3 200.36 50.09 308.10 77.03 80.81 20.20
Ave 197.91 49.48 305.73 76.43 79.62 19.90
  • (注) 実測値であり、保証値ではありません。

オイルブリード

シートに濾紙を付けた状態で恒温槽に投入し、規程時間後の濾紙重量の差によりオイルブリード変化率を算出した。

条件

形状 2.0t×20×20mm
温度 100℃
時間 1週間

結果

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EE-RT VHT
濾紙の重さ 試験前
(g)
1週間後
(g)
変化率
(%)
試験前
(g)
1週間後
(g)
変化率
(%)
1 0.318 0.318 -2.516 0.316 0.317 0.253
2 0.304 0.302 -0.559 0.306 0.306 0.033
3 0.310 0.311 0.226 0.315 0.321 1.967
Ave 0.311 0.308 -0.950 0.312 0.315 0.751
濾紙
写真
EE-RT
VHT
VST シリコーン(参考品)
濾紙の重さ 試験前
(g)
1週間後
(g)
変化率
(%)
試験前
(g)
1週間後
(g)
変化率
(%)
1 0.317 0.328 3.662 0.317 0.331 4.642
2 0.302 0.310 2.850 0.314 0.336 6.813
3 0.302 0.314 4.077 0.309 0.335 8.112
Ave 0.307 0.318 3.529 0.313 0.334 6.522
濾紙
写真
VST
シリコーン(参考品)
  • (注) 実測値であり、保証値ではありません。
  • (注) 変化率がマイナスとなったものは測定誤差で、実質的にゼロと見なします。

熱特性測定方法

熱抵抗

熱抵抗の測定は下記装置にて行い、試験条件は「測定時間10分間12Wの発熱量」で行っています。

原理

熱抵抗の測定(℃/W)=(熱電対①(発熱体側)の温度-熱電対②(ヒートシンク側)の温度)/印加電力

熱抵抗
  • 放熱シートをヒートシンクと発熱体との間に挟み込み、シート(測定面積9.63m2)に対して、均一に圧力をかける。
  • 10分間発熱体により加熱後、放熱シートと接する熱電対による温度差を測定し、前の式により熱抵抗を算出する。

熱抵抗=ヒートシンクとの接触熱抵抗+シートの熱抵抗+発熱体との接触熱抵抗

熱伝導率

JIS R 2616の熱線法に準拠し、京都電子工業株式会社製迅速熱伝導計により測定しています。試料厚みは10mm以上とします。

サイズ、MOQ

製品サイズ

カスタムカットのほか、定尺カット(150×230 mm)、カット無し原反での販売も可能です。

カスタムサイズ

  • 定尺サイズ150×230mmの範囲内で可能な最多の個数を取ります。
  • 最小サイズは5x5mmです。
  • 150x230mmより大きなサイズはご相談に応じます。
  • 打ち抜き型調整費が発生する場合があります。
カスタムサイズ

定尺サイズ

  • 150×230mm(A5判)が当社の定尺サイズです。
定尺サイズ

カットなし原反

  • 枚葉で端部をカットしない状態を原反と呼んでいます。有効寸法は160×240mmです。
カットなし原反
  • PETフィルム付の製品の原反(EE-RT、VHTなど)は、フィルムが横にはみ出します(フィルム幅は350mmです)。
カットなし原反

ご注文数量

定尺カットサイズで50シート分より承ります。

  • (注) シート納入形態に関しては、ご相談ください。

サンプル・お見積り

サンプルやお見積りのご依頼は、下記のお問い合わせ先をご覧の上、お寄せください。

取扱い上の注意

  • 一般工業用途向けの製品です。肌に貼るなどの医療用途やその他特殊用途には使用しないでください。
  • 燃焼させても有毒ガスは発生しませんが、廃棄の際は専門処理業者にご依頼ください。

本製品のお問い合わせ先

本社営業部 産業交通グループ

TEL.(045)910-2815 FAX.(045)910-2819
〒225-0012 神奈川県横浜市青葉区あざみ野南二丁目11番16号

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