技術の概要
当社の技術は、精密に設計された金型を用いて、絶縁ゴムと半導電ゴムを自由に組み合わせて多層に積層することができ、ゴム同士を均一に密着・一体化させることができます。必要に応じて、通電用導体や金属金具(電極)をインサート(埋め込み)することも可能です。この技術により、電界制御が極めて重要な電力ケーブル接続部において、安定した電気性能を実現しています。
また、長年の実績に基づく電界制御ノウハウと電界解析を組み合わせることで、最適設計を実現し、長期信頼性を確保しています。

社会とのつながりと技術の必要性
都市部や観光地では、景観の改善、防災、安全性向上を目的に「無電柱化」が進められています。無電柱化とは、道路上の電柱や電線を撤去し、電線共同溝(無電柱化のための地下設備)などに電力線・通信線を収容することで、景観の保全、防災性・安全性の向上を図る取り組みです。これに伴い、地中埋設の電力ケーブルの安全性と信頼性がますます重要になっています。電力ケーブルの接続には、電界を内部に閉じ込める高度な絶縁・遮蔽技術が不可欠です。当社の多層ゴム成型技術は、電界制御と複数のゴム材を精密に成形するノウハウを有しており、電力インフラの信頼性向上に貢献しています。
◼︎無電柱化(地中化)のイメージ

技術の強み
- 電界制御ノウハウ × 電界解析による最適設計
- 高電圧(6.6~33kV)に対応する多様なゴム材の開発・品質管理
導入実績・事例紹介
- 電力会社(国内)
- 機器メーカー
- 防衛関係
- 各種工場の電力引込設備
- 古河電工時報 第103号(1999年1月)
6600V 機器直結 T形端末の開発 - 古河電工時報 第107号 (2001年1月)
22kV遮水層付き低減絶縁CVケーブル及び接続部の開発 - 古河電工時報 第120号 (2007年9月)
6600 V CVケーブル用 Y分岐接続部 - 古河電工時報第128号(2011年8月)
6600 V CVケーブル用 h分岐接続材料
今日より豊かな明日を実現する