古河電工パワーシステムズ株式会社

技術情報

電子ビーム溶接(溶接・ろう付け)

最大出力30kWの電子ビームを真空中で急加速させ、細く収束させます。収束された電子は、高エネルギー密度となっていてこれを対象物に照射することにより溶接したい部分のみ溶かし溶接部以外の素材性質を損なわずに溶接します。

溶接方法による差

高品質 高精度

  • 真空中で溶接が行われるので溶接部の酸化がなく安定した品質が可能です。
  • 30kWの高出力により深い溶け込みが得られるため、TIG溶接では複数回の溶接が必要なところが1回で可能になり、欠陥の発生率が低く信頼性の高い溶接が可能です。
  • 溶接棒を使用しないので安定的な品質が得られます。
  • 溶接条件設定及び電子ビーム照射をNC制御で行っているため高精度で高品質な溶接が可能です。
  • 機械で制御されているので作業者によらない安定的な溶接が可能です。

低入熱 低歪み溶接

高エネルギー密度のビームを直接照射するので、溶接時の熱による硬度変化と熱歪みが少ない精度の良い溶接が可能です。

深い溶け込みが可能

30kWの高出力で厚もの溶接が可能です。(1回溶接で銅であれば、約40mm溶け込みます)

非鉄金属 異種金属の溶接が可能

  • 非鉄金属(Cu、AI、等)の溶接が可能です。
  • 高融点の金属(W、Nb、Ta、等)の溶接が可能です。
  • 多種類の異種金属材料同士の溶接が可能です。(銅とステンレス等)

少数対応が可能

1コからの対応が可能です。

電子ビーム溶接とTIG溶接の硬度の比較のグラフ
電子ビーム溶接とTIG溶接の硬度の比較

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